欽ちゃん

先日テレビを見ていたら、昔のテレビの蔵出し映像の特番がやっていました。
ウルトラ横断ウルトラクイズやら、鳥人間コンテストなどそうそうたる番組の中で
紹介されていた「欽ちゃんの仮装大賞」
あーなつかしいなぁ、となにげにその番組を見ていたのですが、
過去の名作品の中でおおー！！と思ったものがありました。

2003年に優勝している「ピンポン」


カメラワークとスピード感を意識したこちらの作品は、
なんというか「新しい」というか、「今風」で、とても斬新な発想だったと思います。
「欽ちゃんの仮装大賞」は終わってしまったけれど、
最近のテレビだけに関わらず、
様々なメディアから薄れてつつある
この手づくり感のある発想力は今見直してみると
色々なアイデアにつながっていくのではないでしょうか？

と思って調べてみたら
この「ピンポン」のアイデアは欧州など１１か国で放送される
ペプシ・コーラのＣＭに起用されていたようです。
パクらないで、ちゃんとアイデアを起用するというのを報告する姿勢にも好感を持つし
このCMを作った人のアンテナ力にも感心いたします。

⇒　「ピンポン」アイデアを起用したペプシCMはこちら

そういえば、いつからか「欽ちゃんの仮装大賞」は「欽ちゃん＆香取慎吾の仮装大賞」になっていましたね・・

8bitの世界

大塚製薬が「バーチャル東京マラソン2009」を開設。


　←　バーチャルコースを走るだけでなく、
アバター同士のコミュニケーションもできるようです。

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こちらのサイトでは、ファミコン世代にはあついドット絵が使用されていますが、
巷で今静かなブーム（？）を巻き起こしている8bitの世界をいくつかメモ。

■広大な8bitの街が広がる「Goon City」
こちらはGoogleのAPIを使用したアナログなドットの世界を展開。街のあちこちにユーモアのある小ネタが詰め込まれていてみていてあきません。
作品はアリゾナ州在住のアーティストRyan Allen（ライアン・アレン）によるもの。同アーティストによるピクセル・アートの部屋がどこまでも下に続く高層ビルのWebサイト「Goon Tower」も見ごたえ充分です。


　■「YMCK」 ⇒ official site
これまでの映像作品を集めた初のDVD作品「ファミリーシアター」を先日出された「YMCK」（男女3人から成る8bitミュージックユニット）の映像。
キュートなドット絵！
//作品
・「Magical 8-Bit Tour」
・「Tetrominon ～From Russia with Blocks～」
・「パニックレーサー005」
//参考記事　⇒　http://white-screen.jp/

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その他インターネット映像によく見られる、
エラーやバグ画質をあえて再現するという試みあれこれ


■Compression Reel - David OReilly


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■Kanye West - Welcome To Heartbreak

BEAMS サイトリニューアル

BEAMSのサイトがリニューアルされています。
TOP画面を「スライドショー」「サムネイル表示」「リスト表示」で選ぶことができ、とても見やすくなっています。
コンテンツ部分もシンプルながら更新のしやすさが考慮されているように思います。


BEAMSスタッフによるオフィシャルブログなんかも各レーベルから発信する新作入荷情報やリコメンドアイテムのご紹介、クリエイティブディレクターによるコレクションレポートなど、ジャンルによりカテゴリわけされていて、常にファッションをチェックしたいBEAMSファンの方が自分の興味のある情報だけをチョイスできるようになっているようです。

そういえば先日BEAMSでちょっとお買い物をしたときに店員さんに勧められて会員に登録しました。
後日、メールマガジンが届いたのですが、会員専用サイトが用意されているとのこと。
のぞいてみたところ、どうやらいわゆるMyページ的なサイトになっており
お客さんの（おそらく）買い物履歴やら年齢層にあわせた個別の情報なんかが日々更新されており、
おのおのチェックできるというシステムのようです。

こういうサービスは以前からもあったのかもしれませんが
ネットによる顧客獲得の動きが重視されているのを感じました。

ADOBE 「別冊 島耕作 meets ADOBE ACROBAT 9」

なにかと、現実世界にも登場してくる島耕作がなんとADOBEと組んで「別冊　島耕作 meets ADOBE ACROBAT 9」というコンテンツを組んでいます！
HGホールディングの社員として、コンテンツを見たりしながら経験を積んでいくと、肩書きやデスクの風景などが変わり、課長になったら名詞型ブログパーツももらえてしまう

私も課長に昇進・・

ウォータースライダーコンテスト

■Peter Thwaites（ピーター・トゥウェイツ）監督によるCM「Water Slide」
会社から自宅に直結したウォータースライダーに乗る奇妙な男を描き、2008年度DGAにてベストCMディレクターを受賞した作品ですが
YouTubeにて自作のウォータースライダーを収録したビデオを募集する個性的なコンテストが開催されているとのこと。
グランプリは視聴者の投票によって決定され、副賞にはなんとドイツのループ型スライダー「Aqua Magis」や49メートルの高さを誇るブラジルの「Aguas Quentes」など、人生観が変わりそうなとんでもないウォータースライダー5箇所を巡る旅がプレゼントされる！


ウォータースライダーの旅・・
は、ともかくとして、こういう意味の無い（？）ような大の大人がまじめに取り組むバカ試みは大好きです。

デビッド・フィンチャーのこと

先日、ブラッドピット主演の映画「ベンジャミンバトン」を見に行ってきましたが、この映画の監督デビッド・フィンチャーについて色々書かれている記事があったので、こちらに掲載。
デビッド・フィンチャーは「エイリアン３」やら、「セブン」「ファイトクラブ」なんかの監督で有名ですが、実はCMの演出なんかも数多くてがけられています。
このてがけたCMがどれもなかなかぶっ飛んだ個性的なものばかりなのです。

記憶に残っている人も多いと思いますが1990年にてがけられたこのコカコーラのＴＶＣＭもデビッド・フィンチャー氏によるものでした。
CMというよりも、まるで映画のような世界観。映画なのか番組なのかがわからずイイ意味で戸惑いますが、いい広告とは、広告に見えないことが多いのかもしれません。


アディダスのサッカーシューズのＣＭ
こちらもおなじくものすごい演出。


こちらはナイキのＴＶＣＭの事例ですがＮＦＬ「サンディエゴ・チャージャース」の
天才ＲＢ（ランニングバック）「ラダニアン・トムリンソン選手」と「ピッツバーグ・スティーラーズ」の天才ＤＢ（デフェンスバック）「トロイ・ポラマル選手」の両選手がそれぞれ生まれてプロ選手になりＮＦＬのピッチで激突する運命の日までを６０秒間で交互に見せていく
というＣＭです。ここまでくると、ちょっとしたドキュメンタリー！

どの作品も監督の濃いー個性が出ていて心がひかれます。PVとかはとらないのかな。

「iQ Visual Mix Contest」

トヨタのスペシャルWebサイトではビジュアル・リミックス作品で車をゲットできる映像コンテスト「iQ Visual Mix Contest」を実施中。
サイトにアップされた素材を使用し、VJエンジン｢visualism｣にてオリジナルCMを制作し、YouTube経由で投稿し優れた作品を競うというものです。
素材や音楽も豊富で、プチVJ気分を味わうことができます。

■豊富な映像素材からきにいったものをチョイス

■その場でYoutubeにアップ！

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そんな感じで、つくってみたのはこちらですが、なかなかにセンスがありません。

ひどいものができあがってしまった・・（涙）

それにしても、VJエンジンのクオリティの高さが驚き！Web上でここまでサクサク動くVJエンジンはあまり例が無かったように思います。初心者でもお手軽に楽しめてしまう、んでそこそこのクオリティに一応なる！っていうのがうれしいです。
それでも、魅力的なCM映像をつくるためにいかに音楽・素材のセンスが問われるかというのを改めて痛感いたしました。
これらのYouTubeに投稿された作品は、委員会の審査を経て最終選考が行われ、最終的にノミネート作品は視聴者からの投票を行い、グランプリを決定するようです。

■「iQ Visual Mix Contest」

「TILLY AND THE WALL」

ちょっと気になるアーティストなんかもメモしておこうかと。

どこで見つけたのか忘れてしまったのですが
ネブラスカ州オマハで活動する男女混合5人組「TILLY AND THE WALL」（ティリー・アンド・ザ・ウォール）が気になります。
同郷の雄、ブライト・アイズことコナー・オバーストが運営するレーベルTeam Loveの第1弾リリースの1つとして、アルバム『Wild Like Children』にてデビュー。ブライト・アイズ、ライロ・カイリー、オブ・モントリオールらとツアーを行い注目を集める。この人たち'07のサマソニにも来てたみたいなんんですがなんかあんまし記憶にない。


CSSとかゴー！チーム、とかともツアーしてたみたいやけどなんか激しく判るような気がします。

■myspace

無限にズームしていく表現

またもTrick7さんのブログから。
今回は奥に無限にズームしていく表現について、紹介されていました。


■　IKEAの DreamKitchen
やや昔のサイトらしいですが、zoomの操作が心地よく、なおかつ矛盾なくつながっていく構成と時間を一瞬をきりとったような写真がとてもステキです。

あと絵画版。どちらも酔いそうなほど高いクオリティですごい迫力です。
　■　http://www.scifi.com/tinman/oz/


　■　http://www.zoomquilt.org/


そういえば、以前紹介したVIDAL SASSOONのサイトもこんな感じのZOOM技法をとりいれていましたね。

ヒストリーあれこれ

キューピーのサイトでTVCMのヒストリーが公開されています。
1970年代から公開されているTVCMには一貫したテーマ性が感じられます。

基本は野菜や自然をテーマとしたCM展開で、毎回同じ雰囲気で作成されており、
一見とてもシンプルですが長年変わることなく続いているということもあって、
CMを見るだけでキューピーのCMと分かってしまう程、ブランド性のあるものとして定着しているのを、
今回過去の作品を見て改めて感じました。音声がないのが少し残念ですが、貴重な資料だと思います。

ヒストリーというテーマでおもいだしたのですが
創業史をステキな映像で表現したものは色々あります。



■アディダス　キャンペーンサイト「Adidas: Adi Dassler」
ストップモーションとは思えぬ自然な演出が見事。
リアルな動きのアニメーションや実写を融合させ、
ダスラーの人柄と職人気質が伝わる温かいストーリーを作り上げています。


■Honda"The Power of Dreams"トレーラー dir: Michele D'auria
⇒　本編はこちらから。
ホンダの創業者、本田宗一郎氏と藤沢武夫氏が自転車修理から始めたホンダを
世界的な車・バイクメーカーに成長させるまでをポエティックに描いています。
企業史をマンガでってなんかチープな感じになりそうですが、
壮大な音楽と凝りまくりのアニメーションでとてもかっこいいものに。

テスト

ブログがツイッターに反映されるかのテスト

Honda | インターナビ | INTERNAVI REALIZATION

HONDA のスペシャルサイト「INTERNAVI REALIZATION」のご紹介

フラッシュのテクニックがキラリと光るかっこいいサイトですが
特に興味深かったのは、「DRIVE LAPSE」コンテンツです。


夜から明け方にかけて
車でただただドライブするという映像が流れているのですが
見ている側がこれまでに個人的に経験してきた
ドライブのたのしかった思い出をぼんやり、自然に思い出させてくれます。

「昔友達とスノボやサーフィンに行く時に、馬鹿なことを話ながら知らない道を夜通し走ったこと、走ってたらだんだん空が明けてきて、徹夜しちゃったよ感で変なテンションになってたのが楽しかったなぁと思い出しました。ただそれだけなのですが、サイトのビデオの夜明けを見てそれが何より思い出されました。」（「trick7」より抜粋）

↑そんな感じ。

サイトの演出が変に押し付けがましくなく
「企画された感」を感じさせないところにとても好感が持てます。

あと、音楽も映像と同じくおかしな押し付け感の無い、ステキな音を選んでいると思います。
今やサイトに音楽は必須だよなあとあらためて。

きになる制作会社あれこれ

以前、別ブログでピックアップしていたんですが、忘れかけていたのでこちらにも
強烈な個性をもった制作会社あれこれ。


■http://www.resn.co.nz/

■http://www.elephant-interactive.com/
背景に動画
■http://www.camerawar.tv/
上記会社の作品。これも背景に動画

AESTHETIC ECHO.COM

AESTHETIC ECHO.COM は、RAFAEL ROZENDAAL さんというクリエイターが制作したサイト
シンプルだけどずっとみていたいような、壁紙なんかにでもしたくなるようなサイトです。

個人サイトのほうでも、おもしろい試みをたくさんされています。
　■http://www.coldvoid.com/

　　■http://www.papertoilet.com/

　　■http://www.popcornpainting.com/

CASIOの携帯CA001のスペシャルサイト

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■CASIOの携帯CA001のスペシャルサイト
昨日に引き続き、携帯のサイトのご紹介。
フラッシュの動きと音と、旨く連動されていてとても見ていて気持ちのいいサイトになっています。
細部までと大変丁寧につくられているなあと、感心いたしました。

以下、trick7のブログより感想をうまくまとめてらっしゃったので転記。

■トップ画面での、グリッド構成要素がやんわりと、ちょっと回転したりしながらレイアウトされる動きは、あんまり海外サイトでは見ない気がするので、日本の Flash サイト独特の気持ちよさかもしれない。まぁ日本云々じゃなくって作ってる人が同じなのかもしれないけど、外人は「グリッドならグリッドらしくシャキっと飛んでこいやー！」とか言いそうだしｗ。
■ dajistudio さんのサイトもそうでしたが、このサイトのトゥイーンの付け方もこれまた気持ちいい。似てるとことか違いとかを勉強させてもらうと同業者として楽しい。
■ 最近の Flash は BGM の使用が当然な感じになってきたように思います。Flash も時を経て、制作者&ユーザ両者の目も洗練されているだろうし、Flash の得意とする「サイトの雰囲気を演出する」ことの要素としての BGM の使用は一般に認められたってことでいいのかな。個人的にも雰囲気のいい BGM が流れてるサイトは好き。
■ 写真で外人モデル使うとやっぱカッコイイ。
■ サイト各所で、ページ要素を一旦表示させて引っ込ませることでメニュー系を迷わせない配慮がされてる。
■ 個人的に勉強として、なにか素敵な演出を見つけたら、それが何故気持ちいいのかを屁理屈でもいいから自分なりに結論付けるようには頑張っているのだけれど、このサイトでもボタン音で使われている「コツコツ系」の音が何で気持ちよく感じるのかの納得のいく答えをまだ見つけられていない。
■ マスクのかけ方が格好いい。印象に残る。印象に残る箇所って１箇所あれば十分だなという気もした。あとは製品見せるのが本分だろうし。
■ サイトを見て「いいねこの携帯！」ってちょっと思ったのに、サイトとは気色の違う仕立ての、空港で合奏しているTVCMは僕には全く刺さらなかった。メディアによって想定してるターゲット違うのかな。

N-04A スペシャルサイト

docomo の NEC 製の携帯電話「N-04A」のスペシャルサイトが GoogleMaps の衛星写真画像と BGM を上手く使って素敵な仕立てになっています。

コレ欲しい 「stash51」

世界中から厳選した、クリエイティビティほとばしるCMやミュージックビデオ（MV）をお届けするDVDマガジン「stash」第51号が2009年2月11日（水）堂々リリース！
価格：4,410円（本体価格：4,200円）かー欲しいなあ・・
⇒　ご予約・ご購入はこちら

white-screen.jp:サンプリング映像で奏でるグッド・ミュージック！エース�

white-screen.jp:サンプリング映像で奏でるグッド・ミュージック！エース�



昔友達と水の音とか、心地よいと思う音を収集しようとたくらんだことがありました。
当時はカセットテープによる録音だったけど（笑）
世界にはカセットから進化しつつ同じようなこと（？）を考えてらっしゃる方がいる！

このたび、パルチザン所属Ace Norton（エース・ノートン）監督が携帯電話会社Tモバイルのキャンペーン映像「Soundscapes」にてサンプリング映像に挑戦。アムステルダムなら自転車のベル、LAならスケボーなど旅して集めた街の音を映像とともに再生し、ステキなエレクトロニック･ミュージックを奏でていく。

音収集・気になります。

こちらともあわせて！
■Hexstaticの名作「Timber」

UKのニンジャチューン所属coldcutとhexstaticだ。「Timber(材木)」のタイトル通り、森林伐採をテーマにチェーンソーのモーター音などをサンプリングした楽曲に、実際の伐採の映像を合わせている。アーカイブ映像を切り刻み、音楽のように映像をスクラッチするVJスタイルの映像は当時画期的なものだった。映像を切り刻むカットアップ作品のクラシックであるとともに、エコなメッセージが伝わってくる名作MVです。

参考：Soundscapes - by Ace Norton from IE HAGY on Vimeo.

WEBカメラの定点観測を共有する「Teiten（テイテン）」

■Teiten（テイテン）
WEBサービス「Teiten（テイテン）」はWEBカメラを使った定点観測を共有するWEBサービスです。
撮影した画像は共有されトップページでは様々な人のWEBカメラの定点観測がブロックになって掲載されています。また写真を選択し、表示されたユーザー名をクリックするとそのユーザーの定点観測のみが表示されるようになっています。

「Teiten（テイテン）」はTwitterとも連携していて、自分のTwitter IDを管理画面で入力すれば更新情報をポストすることができます。また全体更新情報はTwitterのアカウント「Twitter / teiten」で見ることができます。

迷って買ってないをくりかえしているWEBカメラ・・やぱりほしいかも・

参考：WEBカメラの定点観測を共有する「Teiten（テイテン）」 : DesignWorks

Coca Cola : Heist

サイヨップ×コカコーラ新作「Heist」
007年のHappiness factoryに続いてサイヨップ×コカ・コーラがスーパーボウルに小さな楽園を生み出した！新作「Heist」は、草原で眠る男性の周りで繰り広げられる虫たちのファンタスティックな幻想劇。Happiness factoryの世界観を引き継いだものになっている。

Her Morning Elegance / Oren Lavie

ステキな映像です。